規則的な陣痛が始まってから、子宮口が全開(10センチ)するまでは、きばれません。
初産の方で、約10~13時間かかります。
ご自分が楽だと感じる姿勢と呼吸法で、いきみたい感じを、うまく逃しましょう。
陣痛の波にあわせて、腰や肩などをさすってもらったり、
いきみたい時、肛門を押してもらうと楽に過ごせたりします。
子宮口が全開する頃になると、いきみたくてたまらなくなります。
自然に声とともに、いきみが来ることもあります。
ひっきりなしに陣痛がきますが、冷静さを失わず、落ち着くことが大切。
この間赤ちゃんも、産道を回転しながら、出口に向かってがんばっています。
陣痛の合間は意識してリラックス、深くゆっくり呼吸して、赤ちゃんに酸素をあげるようにしましょう。
分娩中、ご希望の方にはアロマテラピーを取り入れています。無農薬・無放射線の原材料で作られた、フランス「モリース・メセゲ」の医療用アロマオイルを使用します。
倉智産婦人科では、入院から最も大事な分娩後2時間まではLDRベッドで、快適に過ごしていただけます。
*LDRベッドとは、通常の分娩台と異なって幅が広く、しかも日本人の体形に合ったものです。クッション性に優れ、疲れにくい点もポイントで、帝王切開時は手術台としても対応します。